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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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DAICON7二日目(その2)
 『祭礼安全啓発大会』も終わったようで、大ホールからいっぱい人が流れはじめた。
 もうSF大会参加者が大挙して会場に流れ込んでくる時間でもないので、客動線は確保できているし、中にはメーカーブースのロボットに興味を示して見に来る若い衆もいたりして、事前に一番心配していたこの時間帯をトラブルなく乗り切ることができて胸をなで下ろす。(目の前での太鼓は、出展者の皆さんにはたいへんだったと思いますが)

 お客の流れが一段落したら、ロボハブステージでロボットショーの始まりだ。

 実はこの日まで、ロボットショーの内容や順番は厳密に決めないでいた。当日急に「こんなデモ作ったんですけどやらせてもらえませんか!」ということもある可能性があったので、時間表を手書きでやる覚悟をしてわざと決めなかったわけ。
 もう一つの理由として、二足歩行ホビーロボットって床面の材質や平滑性にかなり影響を受けるので、できればデモするオーナーとステージの現物を見ながら、どの床面を選択するか打ち合わせてから、ステージ準備の手間を勘案しつつ順番を決めようと思っていたので。
 結果的にこれは正解だった。
 というのも、呼び物の『まるいちマノイ』の特殊な足裏が、ロボワンステージのようなつるつるした表面でないと絶対に歩けないようなものだったから。

 結局、ステージ上に直接シート状のジオラマを敷く『ブレイザー』デモ(上画像)を一番に、その後リングをステージ上に設置して、HPIのチアリーディングデモとイカロスさんのPer4mデモ、そして『まるいち』を含む京商さんのマノイのオンステージという順番に落ち着いた。
 これならば一度ステージ上にロボワンのリングを上げたらそれで終わりなので、設営が一番簡単。設営が楽と言うことは、それだけデモショーの時間に余裕が生まれるのだ。

 最初は全体の司会役として私がマイクを持つつもりだったのだけれど、そういうのが苦手な私のつたないマイクパフォーマンスぶりを見るに見かねて、ロボットフォースの岩気さんが出てきてくださった。
 おかげでCDをかけたり大型モニターに映る映像を切り替えたり(実際には事務所まで切り替えてもらうようお願いしに行く)、あるいはデモの始まる時間に応じて多目的ホールや玄関ロビーで大声を出して客引きする裏方に専念することができたのでした。

 HPIのデモが終わって、次がイカロスさんの番だったのだけれど、ちょっと準備ができていなくて間が空いてしまいそうだった。
 急遽、京商さんがまるいちのデモを引き受けてくださったのだが、この時のまるいちがいまいち調子が悪くて、うまく歩けない。
 『まるいちマノイ』の足裏は、通常ロボットでは考えられない硬質ウレタンスポンジそのままで、温度や湿度に応じて変化してしまうので、調子がコロコロ変わっちゃうのだ。まるいちのデモはこのあと15時からの京商さんの本来の時間帯でもやってもらう予定なので、一気に不安になる。『まるいちマノイ』の頭の材質は、「コケたらたぶん割れる」と担当者Oさん自身が言うようなものなので、絶対に倒れさせるわけにいかないのですよ。
 まあ、結果的には『本番』ではまるいちくんは絶好調になり、歩くだけじゃなくラジオ体操まで無難にこなしてくれたわけですが。(担当のOさん曰く「別に何の調整もしてないので、わけがわからない」とのことでしたが……)
 Per4mのあとには、飛び入りでロボットフォースさんのデモ(下画像)も。

 四階の廊下を歩き回らせてバッテリーが切れちゃった大型ロボット『ファイブ』に代わって、変型機能付きロボ『ケルビム』が登場。
 そして京商マノイのデモでは、まるいちの後に『ロボホッパー』を賭けたジャンケン大会が開かれました。下の画像では見えにくいですが、中央のシルバーのマノイの手が改造されていて、ジャンケンをすることができるのです。


 裏方役に走り回っているうちにあっという間に時間が過ぎて、四階の企画が終了したようだった。クロージングを観に行く前に、とディーラーズルーム会場の多目的ホールがお客でいっぱいになり始めた。ブースが気になるけれど、仕事があるんだからどうしようもない。幸い、私のブースは出入り口からのぞき込める場所にあったので、時々チラッと見てお客さんが立っていたら走って行って本を売る……というようなおっそろしいまねをやることに……。

 クロージングが始まって参加者の多くが大ホールに入り始めたタイミングを見計らって、ロボハブの撤収も始まった。メーカーさんの荷物に関しては私は触れないので、ディーラーズルームのブースも片付けに行く。
 結局この日、ディーラーズルームに座った時間は合計しても20分程度でしかなかったでしょう。そのわりに売り上げがよかったのは、前に書いたとおり「お客がいるのを見てからブースに入る」という作戦のおかげかと。いや、べつに最初から考えていたわけではないんですが。

 折り畳みテーブルを畳んで会場跡地に積み上げ終わった頃、ロボットフォースさんの搬出用トラックがやってきて、ロボワンリングをはじめとする大型機材を運び出していきました。
 各メーカーさんの荷物もそれぞれの搬出車に積み込み終わり、クロージングが終わる前に『祭りの広場』はすっかり元通りに戻すことができました。
 さすがデモ慣れしている人たち。ありがとうございました。

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| | 10:39 PM | comments (0) | trackback (x) |

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