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都築由浩
SFやらミステリやらホラーやらをライトノベルジャンルで書いている作家。
コミック原作・編集デザインなどその他さまざまな職業を兼業する。
クルマ・R/Cカー・自転車・ホビーロボットなど多趣味で、それらの道具や仕事の資料が散らばる自室が常にゴミ箱のような様相を呈していることから、巻末に『9畳のゴミ箱より』と記する。
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2008(C) Yoshihiro Tsuduki
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フライフィッシングを体験してみた
嵐山高雄パークウェイ 紅葉
「シマノスクエア釣り入門体験会フライフィッシング編」というイベントが嵐山で行われることをfacebookに表示された広告で知り、参加してきました。最初に謝っておきます。講習が始まった後は、キャスティング練習が楽しすぎて画像がありません。本当は動画も撮ろうとアクションカメラも持って行ってたのですが、すっかり忘れて竿を振っていました。申し訳ない。
 フライフィッシング、高校時代(40年前)に生物部の合宿旅行で同級生がやってるのを隣で見て以来何度か見たことはあるのですが、「格好いいけど、むつかしそうだな〜」以上の感想がなく、一度やってみたかった……でもいきなり道具を買い揃えるのはちょっと……という感じだったので、「手ぶらで参加できる」講習会は実に都合が良かったのです。
 主催はシマノスクエアで、場所は『嵐山フィッシングエリア』。クルマのイベントでもよく名を聞く嵐山高雄パークウェイの途中にある、自然の池の一部を仕切った形式のマス釣り場です。
 当日は「紅葉の名所だから混むかも」(トップ画像の通り)という事前情報があったので受付開始の2時間前に現着。コンビニで買ってきたパンを食べながら受付待ちをしました。
嵐山フィッシングエリア 受付
嵐山フィッシングエリア 受付 時節柄、山の中は熊出没注意が呼び掛けられていました。イラストが可愛すぎて怖さがないですが。ちなみに私は念の為熊よけの鈴をバッグに付けていました。

 講師としてシマノから3名の方が来ておられ、二人一組で講師一人が付く。という形式で行いますと説明を受けてから、ライフジャケットを装着して釣り場へ。
 釣り場は自然の池に浮き桟橋を渡して水中はネットで仕切る形式です。その釣り桟橋の上で、最初10分ほど座学。基本的なキャスティングの方法を実演と資料のプリントを見ながら説明を受け、その後フライ(毛鉤)の代わりにピンク色の綿のようなものをつけてキャスティング練習がはじまりました。

 ルアーと違い毛鉤自体に重さはありません。だからフライラインと呼ばれる専用の釣り糸の重さを使って、フォルスキャストという竿を前後に振りながら糸を繰り出して行って飛ばすというのは知っていましたが、実際やってるところを横で見ていてもよくわからない。というわけで講習会に参加してみようと思ったわけで。
 実際にやってみると、意外に簡単にできます。気をつけるポイントはいくつかありますが、フォルスキャストは難しくなかった。

  • 前後に大きく振らない。時計の短針で10時30分〜1時30分くらいの範囲でゆったり振れば十分。

  • 振る方向を変える時、一番前の場所でも一番後ろの場所でも、少し竿を止める時間が必要。この「止める時間」は糸が短い間は短く、長く繰り出すと長くなる。

  • 竿をまっすぐ振る。手首を使わずに肘と肩で振ることに注意。


 これだけ気をつければ、糸を繰り出して綺麗なループを描くことはできます。ただしキャスティングがうまくいくとは限りません。
 いざフライを水面に落とす段になって、繰り出したいとの長さを十分に活かせずに手前に落ちてしまうのです。これは最後まで安定してうまくやることはできませんでした。講師の人もここは感覚的にできてしまっているのか、説明してもらっても私がうまく再現できないのか……。
 で、30分ほどキャスト練習をしたので、実際にフライをつけて釣ってみましょう。ということに。
 この日はフライの選択も糸に結びつけるのも全部講師の人にお任せで、集合時間前に講師の人たちが実釣したと思しき沈むタイプのフライが使われていました。ここではペレットという沈むタイプの餌を魚にあげているので、それと似たタイプなのでしょう。フライが沈むので、エサ釣りで言うウキの代わりになるインジケーターと呼ばれるものを糸の途中につけて、これを目印にアタリをとります。
「インジケーターが付くことで少し投げにくくなるかも」と言われましたがそれほど違和感なく飛ばすことができました。
 着水してからやることはウキ釣りと同じです。インジケーターの動きを見て、アタリがあったらアワセて鉤をかける。ちなみにレイクトラウトなので鉤は「バーブレス」と呼ばれるカエシのない鉤です。カエシがないので魚がかかった後はつねに糸にテンションをかけていないと、簡単に外れます。
 そのカエシのない鉤と、「食いついても擬似餌とわかったらすぐに吐き出してしまう」という気持ちとで、どうしても早合わせになってしまってアタリがあっても鉤にかからないことが続きます。この日は活性は高くてアタリはすごく多いのですが、トラウトらしく一気に食いつくことはせずチョンチョンとつつく感じのアタリばかりだったのです。
 何度か鉤にかけることができましたが、今度は癖でリールを巻こうとしてしまって糸のテンションを維持できずにバレる……ということもありました。
 そんなこんなで、結局釣り上げることはできずにボウズのまま終了となりました。

 釣り上げることはできませんでしたが、最初に書いた通りキャスティングするだけでも大変楽しい体験でした。
 キャスティングそのものよりも、「フライが水面に落ちる時に、せっかく繰り出したラインの長さを活かせない」「アタリに対してアワセるタイミングが難しい」「鉤にかけて釣り上げるまでが難しい」を実感したのでした。
 結局釣れなかったからフライ道具一式を購入するのは我慢できそうですが、楽しかったので同じような講習会があればまた参加してみたいとは思いました。
| https://blog.tsuduki.com/index.php?e=613 |
| キャンプ/釣り | 10:24 PM | comments (0) | trackback (x) |










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